9月に入り、体には夏の疲れが溜まっているうえ、昼夜の気温変化も激しくなります。季節の変わり目には、しっかりとした体調管理をしないと「冷え」による思いがけない体調不良につながります。
エアコンの長時間の使用、朝晩の気温低下により、自律神経系の交感神経が働き、体温を体の中から逃さないように血管が収縮します。このため血流は悪化して、冷え症をおこすのです。また自律神経の乱れは、他にも基礎代謝や新陳代謝を低下させてしまいます。
こんな症状はないでしょうか?
・身体がだるい、やる気が起こらない
・なかなか寝つけない、眠りが浅い
・手足や腹、腰の周りが冷たい
・消化不良を起こしている
・食欲がない
このような症状がある場合は生活習慣を見直しましょう。特に「冷え」から身を守るためには、体を温め、血行を改善することが大切です。
「冷え」から身を守るためのポイント
① 首、手、足の保温をしっかりとしましょう
② 半袖半ズボン、薄手の夏用の寝具・パジャマから長袖長ズボン・厚めの寝具・パジャマに変えていきましょう
③ ウォーキングやストレッチなど軽い運動を心がけましょう
④ 38~40度くらいのぬるめの湯でゆっくりと半身浴をして、体の芯から温めましょう
⑤ 十分な睡眠をとりましょう
気になる症状がれば、早めに受診しましょう